ISの資金源は金鉱山!金の密輸ルートはどこ?5倍に勢力拡大したイスラム過激派とは

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西アフリカで発見された巨大な金鉱山はIS過激派組織により次々に奪われていた。

金鉱山がありながら実効支配されたブルキナファソという国が豊かになる事は無く、非難難民になる人も。

過激派ISが違法採取した金の密売も隣国トーゴに容易にできる環境にあり食い止めるのは不可能か。

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ISの新たな資金源は西アフリカの金鉱山

出典:https://jp.reuters.com

サヘル地域とはアフリカのサハラ砂漠より南に広がる半乾燥地域の地域で、降水不足で干ばつに伴う飢饉が広範囲にわたる国々。

出典:http://catholic-i.net

サヘル地域の国は・ セネガル ・ モーリタニア ・マリ ・ブルキナファ ・ ニジェール ・ ナイジェリア ・チャド ・ スーダン ・ エリトリア 等です。

過激派組織IS=イスラミックステートは、中東で支配地域を失ったあとも、世界各地で勢力を広げています。このうち西アフリカでは、金を違法に採掘して、資金源にしている実態が明らかになり、国際的な対策の強化が課題となっています。

出典:https://www3.nhk.or.jp

国民に豊かさをもたらす筈の金は、軍の力が行き届かない西部の金の採掘場をISが次々と奪っていき資金源として搾取しているという。

出典:https://www3.nhk.or.jp

村人が働く乗っ取られた金鉱山の採掘場でです。

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ブルキナファソ金鉱山を次々乗っ取る

西アフリカにあるブルキナファソと言う国は、平均寿命は 60.7歳で世界の最貧国の1つと言われています。

国土面積  約  27万4200 km²
人口    約  1億9700万人

因みに日本は、

国土面積  約  37万7900 km²
人口    約  1億2630万人

8年前に西アフリカを横断する巨大な金鉱脈が発見されゴールドラッシュになっていました。

西アフリカのブルキナファソ東部を走行中だったカナダの鉱山会社セマフォの車列が6日、「正体不明の武装集団」に襲撃され、地元自治体首長は、37人が死亡し、60人が負傷したと明らかにした。襲われたのは朝で、バス5台を軍が護衛する車列は、鉱山の従業員らを乗せていたとみられる。

セマフォによると、車列が向かっていたのは東部ブングーにある金鉱山だった。一帯ではイスラム過激派の活動が活発化している。

出典:https://www.jiji.com

昨年12月24日にはブルキナファソ北部で軍の基地が襲撃され兵士7人と35人で、その大半は女性だったという。

今年1月にも市場を襲い住民ら少なくとも36人を殺害したと報道されている。

そんなISに狙われ乗っ取られたブルキナファの金鉱山は採掘する穴は200以上あるそうです。

住民はISに協力を断ると殺されるため恐怖支配のもとで働くしかない。

労働者は家族を養う為に金の採掘に頼るしかないのですが、その作業工程は劣悪で原始的で現地住民が手作業で掘るのだという。

しかし度重なる暴力支配に多くの労働者は逃げ出さざるを得ない状況になってしまいました。

ISから逃げてきた金鉱労働者による話では、住民の村に住みつき他で殺りくを繰り返しては戻って来るので困り果てて逃げようとすると裏切者と激しく責められたという。

そして軍隊の様に周辺の村を銃を持ってパトロールをしては、鉱山関係者を狙った誘拐や強盗もするそうです。

そんなやりたい放題の犯罪組織とも言えるISが違法に手に入れた金を横流しするルートとは?

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密売ルートは隣国トーゴ

出典:https://www.travel-zentech.jp

恐怖の実行支配をしているIS戦闘員は自由に動き回れ、採取した金は隣国のトーゴで密売されていました。

ブルキナファソとの国境とは名ばかりで検問所がありません。

道のわきにドラム缶とポールや流木の様なものを置いた目印があるだけでダダもれ?

金の買い取り業者は、仲買人から仕入れた金はどこで採取されたものかはわからないという。

出典:https://www3.nhk.or.jp

ブルキナファソからの密輸された金はトーゴ産として、スイスや中東の産油国などの国際市場に出回る事になっているのが現状です。

トーゴの閣僚は「トーゴが金の密売の中継地として使われている」と認め懸念を強めているとは言うものの、自国が潤うなら密輸を防ぐのは非常に困難と言えそうです。

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3年で5倍に勢力が拡大したISとは

背景には金を新たな資金源として急速に拡大していました。

ISは、シリアやイラクではアメリカなどの掃討作戦によって支配地域を失い、リーダーを殺害されるなど弱体化したとされていますが、ISを名乗る過激派組織は、アジアやアフリカなどの世界各地に広がり、一部では勢力を拡大していると言われています。
特に、西アフリカのサハラ砂漠周辺の地域では、政府軍や市民に対する攻撃やテロが繰り返されていて、国連によりますと、去年の犠牲者は4000人を超え、この3年で5倍以上に急増しています。
出典:https://www3.nhk.or.jp

IS (イスラミックステート) とはイスラム教徒で、イラク・シリア・イスラム国のISIS(イラク北部とシリアをと中心とする地域)から、2014年6月29に国家樹立を宣言し「イスラム国(IS)」に改名した過激派組織です。

ですが地図にも「イスラム国」という国は無くほとんどの国から承認されてません。

イスラム教とは、ムハンマドを最高の預言者とし、そのムハンマドを通じて唯一の神アラーが伝えた言葉を信じ従う宗教の筈ですが、残虐な行為を繰り返しています。

アルカイダに忠誠を誓っていたISISですが、やがて考え方の違いから対立を始め、徐々に関係が悪化していきました。そして今年2014年に入り、とうとうISISはアルカイダから離反し、離反後数か月でイラク北部やシリアの都市を掌握したほか、スンニ派の兵士たちを解する一方、シーア派の人々2000人余りを処刑しています。

出典:http://gipj.net

あの殺害されたウサマ・ビン・ラディンが指導者をしていたアルカイダのかつては笠下組織でしたが、為破門にするほど過激派武装組織だったんですね。

同じイスラム教でも厳密には分離や消滅したものを含め派は幾つもあるようです。

アルカイダとの紛争の前にはシーア派とスンニ派での紛争がよくニュースで報じられてました。

4代目の最高権威者ムハンマド (656~661年) の死後から分裂し、日本でいうと飛鳥時代から既に後継者をめぐる紛争は始まっていたのでした。

シーア派とは、ムハンマドの血を受け継ぐ後継者だけを認める血統を重んじた宗派。

スンニ派はムハンマドに由来するしきたり Sunnīスンニー)に従う事を重んじる実行部隊の宗派です。

歴史は長く、既にDNAに組み込まれているのではないかと思う程です。

スンニ派は過酷な弾圧を加えて成長してきた歴史の中でそれぞれの宗派は全く異なる組織へと発展していきました。

殺戮や略奪を繰り返し手段を選ばない最も過激武装組織ISは、何を思いながら1日5回と言われる礼拝をしているのでしょうか。

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