追記:8月18日
行方不明の2歳児を発見した78歳の尾畠春夫さん。
警察よりドローンよりすごいボランティア!
騒動の概要
出典:産経WEST
山口県周防大島町家房で12日から行方不明となっている藤本理稀(よしき)ちゃん(2)を県警などが150人体制で捜索していました。
3日も経過しているので不安な状態ではと思われていた所です。
ボランティアの尾畠春夫さんが、呼びかけながら山間の沢の中で石に体育座りしている理稀ちゃんを発見しました。
ボランティアで理稀ちゃんの捜査に加わっていた、尾畠春夫さんが15日の朝3時半に起き1日の捜索の計画を立てたそうです。
探し始めて20分程経過した6時半頃の出来事でした。
そんな尾畠さんに家族はいるのでしょうか。
尾畠春夫さんの家族
尾畠さんは、15歳の時に知り合い25歳で結婚したそうです。
結婚まで奥さんとは手も握った事がなかったという。
現在、奥さんは大分にいるのかについての情報はありませんでした。
尾畠さんは66歳の時に鮮魚店を引退してから、なんと、日本列島を徒歩で3350キロを鹿児島県の佐多岬から北海道の宗谷岬までで横断する旅で無事ゴールを遂げていたそうです。
その時に毎日、朝夕に孫の声を電話で聞くことを励みにしていたという。
その頃孫が幼稚園か小学校低学年だとしたら、現在高校生位になっているかと思いますね。
幼児は坂道があると、降りるより登りたがると尾畠さんは言ってました。
かわいい孫の行動を熟知していたかも知れませんね。
今回の件で感謝状を贈られましたが、尾畠さんが41歳の時に他界した仏壇にいる母親に真っ先に見せると言ってました。
家族だけでなく他人も大切に思う優しい男性なんですね。
追記:8月18日 息子と娘に孫が5人のスーパーおじいちゃん
「家族は嫁さんが一人。息子が48。娘が45。孫娘が一人と男の子が孫が4人」と明かし、「今朝も息子が来て弁当を届けてくれた」と食事を息子が届けてくれているという。
リポーターから奥さんの存在を聞かれると「奥さんは、5年前に用事があって出かけてまだ帰ってこない」と苦笑いして答えていた。
引用:スポーツ報知
情報ライブミヤネ屋の取材に苦笑いで答えていました。
奥さんについては尾畠さん流の答え方のようです。
急にメディアの引っ張りダコになってしまい、人のいい尾畠さんは何でも素直に答える人なんですね。
自分の信念を貫いているだけのスーパーおじいちゃん。
もっと知りたいけど、これ以上は張り付かないで見守ってほしいと思います。
ボランティア2歳児発見の涙
報道各社のインタビューに応じ、発見時の様子を語りました。
尾畠さんは、理稀ちゃんの行方不明のニュースを聞き、大分県からすぐに駆け付けたという。
人の命って重いから、何かお手伝いさせてもらえいたいなと思って参加した。
尊い命が助かってよかった。
“おいちゃん、ここ”と言った時は嬉しかった
尾畠さんは、理稀ちゃんの行方不明のニュースを聞き、大分県からすぐに駆け付けたそうです。
家族から行方不明になった場所を聞いていて、「絶対この上にいるなと確信した」という。
また、家族に対し「私が抱きしめて直にお渡しします」と約束していました。
なので、警察から渡してください”と来たけど、イヤですと言ったようです。
なんぼ警察が来ようが、大臣が来ようが関係ない。
理稀ちゃんの顔を見せたときは、お母さんはもう声が出なかったな。
あの嬉しそうな顔は、一生焼き付いて離れんだろうな
と、まるで自分の孫であるかの様に涙ぐんでいました。
こんないい人がいるんですね。
藤本さんの玄関で祖父の正憲さんとの挨拶後お風呂と食事を勧められるも、ボランティアだからと頑なにお断りしてました。
そして尾畠さんはその後外で、お弁当のご飯に少量のおかずを乗せ水を掛けて食べてたんです。
なんて謙虚な人なんでしょう。
人助けの師匠
尾畠さんのボランティア歴は27年になり、巨匠と呼ばれている。
2011年の東日本大震災で被災地へは、軽自動車で3日かけて行き、被災地の人々が大切にしていた物を拾い集める「思い出探し隊」の隊長を務めたそうです。
2004年の新潟県中越地震の被災地でも、大分と車で往復しながら計500日間も支援に当たったようです。
2016年の熊本地震でも、益城町でもボランティア活動の時は、「スコップやヘルメットがもっと必要」と職員に助言もしました。
その体力も気力も凄いですよね。
しかも、生活費は年金の5万円を切り詰めてボランティアに励んでいます。
頭が下がる思いですね。
ネット上ではやはり称賛の声が多いようです。
SNSの反応は
・ネットが普及したこのご時世、もう高齢者たちの知恵などあまり役に立つものではないのかも、と思っていましたが、その認識が誤りだったと反省しました。
素晴らしい経験と知識をお持ちの方だ。
・ドローンとか警察犬もこの尾畠さんの豊富な経験から来る知識にはかなわなかった。凄い。
・78歳でしょ?
すごすぎない?
感動的。
・地元の人じゃなかったのにビックリ。
ありがとうございます。
・人のためにここまでできるって凄いな。
尊敬します。
・こんなにすごい人が存在することに驚いた
今までのボランティア歴も半端ないし、国民栄誉賞ってこういう人にあげるべき引用:Yahoo!ニュース
最近では久々の感動するニュースです。
日本には、こんな素晴らしい人がいる事を自慢したくなりますね。