追記:2019年11月5日
警察官の夫が妻と最愛の子供を手にかけた容疑で逮捕されました。
首の骨にはひびが入る程強く首を絞め、練炭自殺に見せかけていた。
実の子2人も殺害し第1発見者は妻の姉に仕向けた!
事件の概要
福岡県警史上最悪事件の経緯
2017年6月5日深夜から同6日未明にかけ、同市小板井の自宅で、妻由紀子さん=当時(38)=の首を何らかの方法で圧迫して殺害した容疑でで夫の中田充福岡県警巡査部長が逮捕された事件です。
事件の経緯は、毎朝小学校に通っている小学4年の涼介くん(9)と小学1年の実優((6)がまだ登校していないと中田充容疑者に連絡が入った後に、妻の由紀子さん(38)のお姉さんに連絡しました。
自宅に様子を見に行ったお姉さんの由紀子さんが練炭自殺していると110番通報。
子供たちは2階で、妻の由紀子さんは1階台所で死亡が確認されました。
県警は当初、お姉さんと夫は子育てに悩んでいたと話していた事から、無理心中事件とみていたが司法解剖した結果、首を圧迫したことによる窒息死と判明したものです。
動機の原因が、殺意を抱くほど妻と子供に不満があったのでしょうか。
福岡県警が、「最悪の結末だ。あってはならないことが起きた」
「警察官がこのような重大な犯罪により逮捕されたことにつきまして、県民の皆さまに心よりおわびを申し上げます」
と3分半に渡り、深々と頭を下げた前代未聞の事件です。
無理心中から一転殺人事件へ
外部から第3者の侵入はなかったという事です。
由紀子さんは頸部圧迫による窒息死で首の骨にはひびが入って、強い殺意があったのではとの声があります。
現場で争ったと思われる際に由紀子さんの爪に付着した微物が、DNA鑑定の結果中田容疑者と一致した事も判明しました。
稚拙な隠蔽工作
子ども2人の首にはひものようなもので絞められた痕がありました。
犯行に使われた可能性があるゴムチューブ(筋力トレーニング用に市販されている)が家の1階から見つかり、燃やされた跡があり、証拠隠滅を図った疑いがあるとみて押収されたようです。
犯行に使われたゴムチューブ
上記画像は事件に使用されたものではありません。
由紀子さんの周囲に油のようなものが付いて髪の一部が焼けた痕があり、さらに近くにはふつう使わない練炭のようなものも置かれていました。
以前から用意しておいた?計画的だったのではとの疑惑の犯行です。
それにしても子育ての内容で口論していたとしても衝動的に妻を殺害し、最愛である筈の実の子供2人を手にかけてしまったのでしょうか。
浮かび上がる疑惑
中田容疑者はいつも親子4人並んで寝ていたとの事で、取り調べに出勤時妻と子供はまだ寝ていたとの供述でした。
死亡推定時刻をとっくに過ぎてからの出勤です。
ベテラン警察官なのに
15年以上の警察官をしていた中田容疑者は、つじつまが合わない矛盾で初歩的なミス発言をするほど動転していたと考えられます。
捜査幹部も、「司法解剖すれば分かる話。なぜだ。信じられない」との声が上がってます。
平日の7時近くであれば、食事の準備や洗面などをしている時間と思われますが、子煩悩な夫がいつも子供達や奥さんの顔を見ず、声もかけずにでていくものでしょうか?
由紀子さんのママ友の話では、夫の転勤が多く子供が馴染んだ頃には、また引っ越しになってしまうと漏らしてしたようでした。
転勤が多い訳は
実は転勤の理由がびっくり、勤務先の環境が自分に合わない!と夫が自ら転勤願いを出していたのだそうです。
中田容疑者は、仕事の重圧と妻の希望の板挟みの抑圧に耐えきれず、爆発してしまったのかもしれません。
窓を閉め切っていたにもかかわらず、夜中に中田容疑者宅で、女性の大きな声が聞こえたと、近隣住人の証言も出ています。
自殺に見せかける偽装工作が、警察官にしては稚拙で中途半端なまま、なぜ優先順位が出勤する事だったのでしょうか。
なぜ子供まで?犯行動機や不可解な点が多く、色々な憶測がでます。
「妻は育児の問題を抱えていた」との供述を繰り返している田容疑者ですが、淡々と受け答えする一方で涙を流すこともあるとの事ですが、証拠出ているにも関わらず未だに認めない理由は何なのでしょう。
また時折見せる涙の意味は、家族の生命を失ってしまった事なのか、警察官生命を失った事なのか?
たった1日で全てを失い、ミイラ取りがミイラになってしまった事件でした。
追記:2019年11月5日 裁判で冤罪だと事実無根を主張する
2年前に起きた元警察官の妻子殺害事件の裁判員裁判で身に覚えがないと無実を主張しました。
この事件では、室内から練炭のようなものが見つかり、中田被告は警察の捜査段階で「出勤した際に3人は寝ていた」と供述。福岡地裁で行われた5日の裁判員裁判では、「一切、身に覚えが無く、えん罪だ」と無罪を主張しました。
一方、検察側は「生活面で注意され鬱憤がたまっていて殺害する動機があった」と説明しました。ただ、「直接的な証拠はない」とも述べ、3人の死亡推定時刻が中田被告が家を出る前で、第三者の関与も考えられないなどの状況証拠を積み重ねて立証するとみられています。
生前の妻に日ごろから生活態度を注意されていた中田被告は、同僚に「妻に死んでほしい」と話していたという。
また、残業とうそをつきギャンブルをしていたことが妻に発覚して離婚話になっていたとも。
「家庭を顧みず不満をためていた。妻や子どもを殺害する動機となり得る事情があった」と検察側の説明です。
犯人が確定しない事には、妻の由紀子さん・長男の涼介くん・長女の実優ちゃんが浮かばれません。
あくまで無罪を主張し直接的な証拠が無い事から裁判は長引く可能性がありますが、犯行が事実なら早く認めて墓前に手を合わせて罪を償ってほしいです。
ネットの反応
無罪主張するのもいいが自分の子供が死んでいるのに悲しみもしない #中田充 #ミヤネ屋
— luca middlemas (@LucaMiddlemas) 2019年11月5日
えぇ…妻の由紀子さんが子どもを二人を殺したってのは流石になくない?
だってじゃあ生体反応がない由紀子さんのやけどはどう説明するの?
中田充が出勤するときおそらくもう亡くなっていた由紀子さんがキッチンで倒れてるのにも気付かなかったわけ?
おかしくないかこの男。#グッディ— すう (@ss94010408) 2019年11月5日
中田充って奴が犯人で、よくもまあ惚けよう様が情けないよね。首絞めといて冤罪ですって司法を馬鹿にしている。本当は健全なのに偽ったり、自分の都合の良い様にするとか最低な奴ですね。この中田充がウソを付く男ですわ。
元巡査部長、妻子3人殺害を否認「間違いなく冤罪」https://t.co/1EwEsksJrV— 本庄強@ラジオ芸人「オラジオサン」&「週刊!本庄強」放送中 (@owaraiseinendan) 2019年11月5日
まとめ
県警巡査部長として中核の地位にあり、金銭的にも平均年収の倍近くあると思われる、一見幸せそうな家族に起きた悲劇です。
そんなに嫌なら離婚を選べはよかったのにと思ってしまいますが、もう遅い返らない。
中田充容疑者の心の闇とはいったいなんだったのでしょうか。