追記:3月16日
51歳のトレーナーの息子が自分の母親82歳の顔面に寝具を投げつけ死亡させるという痛ましい事件が起きてしまいました。
動機は介護づかれ!?
事件の概要
2018年9月17日、神奈川県大和市で母親に暴行を加え死亡させた容疑で逮捕された事件です。
16日午後1時半ごろ、自宅で同居する母親(82)の顔面付近に寝具を投げつけるなどの暴行を加えたとしている。
同署によると、根鈴容疑者は母親と2人暮らし。17日午前2時15分ごろ、根鈴容疑者が「母の意識がない」と119番通報。母親は病院に搬送されたが、午前4時ごろ、死亡が確認された。
日曜日のお昼過ぎに起きてしまった事件ですが、食事の事が原因だったのでしょうか。
本人は暴行容疑を認めているようです。
顔画像は?
顔画像は公開されているのでしょうか。
ニュース報道では、顔画像が出ているものはありませんでした。
自称パーソナルトレーナーという事でしたので、検索した所年齢も同じ同姓同名の顔画像入りHPがありましたが報道で公開されてませんので断定には至りませんでした。
ただネットではHPから顔画像の引用をしているものも見受けられました。
検索結果を気になる方は見てください。⇓
SNSも調べて見ましたが、特定できるアカウントはありません。
事件の場所は
神奈川県大和市は、横浜市と海老名市の中間に位置し、小田急江ノ島線や東海道新幹線が通っている便利な住宅街です。
ベランダにはおそらく母親が育てていたと思われる植木鉢に枯れた植物がそのまま放置してあります。
窓にはヒビが、カーテンの隙間から籠のようなものがはみだしていて、荒れた生活感が容疑者の心を窺がえるようです。
疲れてしまったのでしょうか。
暴行はストレス?
神奈川県警大和署によると根鈴容疑者は逮捕前、同署員に話していたという。
「母の介護にかかるストレスがあって、それが増大した」
実の親なのに・・・とビックリしますが、寝具を投げつけたくなるような何かがあったのだと思います。
もし認知症であるなら仕事をしながらの介護は余計大変です。
性格がまじめな人ほど睡眠不足やストレスが溜まってしまうようですね。
親子2人暮らしの様なので特に根鈴容疑者にかかる負担が多かったのではないでしょうか。
結果が殺害という絶対してはいけない事件になってしまいました。
ですが親子が気の毒で責められない様な気もします。
追記:3月16日 判決は執行猶予
懲役2年6月、執行猶予4年の判決がでました。
結果は重大」としながらも、認知症の母親の世話を相当期間、担っていたことなどを踏まえた上で「同種事案と比較すると犯行態様の危険性は低い。情状も考慮できる」として、執行猶予付き判決が相当とした。
仕事から帰宅しても、母親だからこそ懸命に介護と家事、安らげる場所ではなかったのでしょう。
心は悲鳴をあげ、追い詰められた苛立ちが一触即発だったのかも知れません。
完璧主義の人ほど自分を責めるといいます。
直ぐには無理かも知れませんが、後ろ向きにならずに前を向いて生きて行って欲しいですね。
目を離せない認知症の介護は、行政のサポートを利用しなければ長続きは難しいです。
ネット上でも同情的な声が多くみられました。
ネットの反応
・認知症の母親を特別養護老人ホームに入れた経験から言うならば、ずるく、したたかに介護制度を使うことを考えないとダメだよ。
・認知症の母親を特別養護老人ホームに入れた経験から言うならば、ずるく、したたかに介護制度を使うことを考えないとダメだよ。
・介護した事ないからどれだけのストレスがかかるのか(程度や環境によって大きく違うのでしょうけど)分からないけど、この息子さんも自分のせいでお母さんを殺してしまった事を死ぬまで後悔して苦しむんだと思います。
・高齢化で老々介護で、こんな事件が増えそうだな 国も税金ばかり取ってないで早く対策を!
・自分のパーソナルトレーニングができとらん。
悲しいね、介護の事件は。Yahoo!ニュースより引用
自分1人で抱え込まないで回りに相談や助けを求める環境があればよかったのですが残念です。