国立医科大学の教授が不正報酬を8年バレずに受領していました。
実際は対応できない状態でありながら「自分が待機する」として報酬を得ていた金額がなんと1億円越え!
旭川医大の懲戒処分の公表の前に懲戒解雇されていました。
事件の概要
教授は医師の派遣を望む医療機関に対し、派遣に関わる「確認作業」など架空の名目で報酬を要求し、関係者によると2011年以降、月に計数十万~100万円近くを得ていたという。同大は刑事告発も視野に対応を検討している。加えて11年6月~今年10月、救急患者対応ができる常勤医師のいない7医療機関に対し「自分が待機する」として報酬を要求。同じ日時に複数の医療機関から報酬を得ており、実際は対応できない状態だったという。
それぞれの医療機関の報酬は月数万円~数十万円、不正に受けた報酬額は8年間で合計1億円を超える可能性もあるという事です。
凄い金額なのに今まで発覚しなかったのが不思議!
「報酬は各医療機関との双方の合意で支払われたもので、不正との認識はない」と話しているという。
○○教授の懲戒処分の公表
出典:http://www.asahikawa-med.ac.jp
教授一覧から検索して見たところ、旭川医大のHPサイトには顔画像を含め○○科○○教授に関するは全て以下の様になっていました。
削除された様ですが、まだ逮捕に至ってないので名前の公表はされていません。
社会的影響の大きい事案等重大な事案については記者会見を行うと定められていたそうです。
顧問弁護士は今回の処分について「重大な事案ではないと判断した」と話したというので、庶民的には2度の驚きです。
旭川医科大学
41年前の1973年に設立されたドクターヘリの格納庫を持つ国立の医科大学。
北海道旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号
敷地面積は231,828㎡(7万250坪)
建物延面積は120,711(3万6579)㎡.
一般病床数571床
常勤医師, 384人
常勤看護師数677人
入院患者数平均 508人
外来患者数1547人
もの凄く広い大きな大学病院です。
ネットの反応
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やったことはいけない事。
ただ、名前をかりないと夜間体制が維持できない医療機関は地方に山ほどある。
地方創生、地方移住といいながら、医療が崩壊していたら、都心集中は止まらない。旭川医大教授が不正報酬受領 医師派遣巡り架空名目、1億円超か 刑事告発も視野 https://t.co/gQdQwYVeR0
— Dr.鎖骨@三刀流 (@sakotsu1212) 2019年11月23日
◎組織のトップがこんなレベル低い考えとは。それに頭下げたり従ったりした人達もいたわけですね。でも国立大学のさらに医学部の教授が懲戒解雇される時代になったんですね。昔は表に出てないだけで、似たようなことは沢山あったのでは?
◎不正の重大違反に該当します。金額が億になっているのですから。記者会見を開きたくないがためのご都合判断は許されません。
◎麻酔科のHPが見られないんですけど・・・
◎地方医大は普通にあると思うよ。臨床研修義務化の弊害だろうね。多くの人は首都圏の大きい病院で働きたがる。で、看護師や同期の医師とデキ婚→そのまま居つく。不正だとは思うが、旨みがない地方の教授なんて誰もやらないよ。結局、一番損害を受けるのは地方の住民ですよ。
◎国立医学部教授の給料が責任の割に安いのも、原因の一つかな。医師の人事権があり、一般企業では社長に該当する立場だけど、大学病院教授だと一般病院の役職無し勤務医より給料が安い。
私の上司は教授になっても、毎週よその病院でアルバイトしてます。給料アップをお願い致します。Yahooニュース!より引用