東京国税局から脱税容疑で告発された弁理士会元副会長。
香港のペーパーカンパニーで約1億5100万円の所得を隠して、ATMから繰り返し現金を引き出し女性に援助していた!
事件の概要
国際特許の申請業務などを請け負って得た1億5000万円余りの所得を隠して脱税したとして、亀谷美明弁理士59歳が刑事告発された事件です。
関係者によると、亀谷弁理士は書類などの翻訳業務を外注したように装って香港の会社の銀行口座に資金を振り込み、利益を圧縮。2015~17年に約1億5100万円の所得を隠し、脱税した疑いがある。
同国税局は、香港の会社は亀谷弁理士から依頼を受けた知人が設立したもので、事業実態はなかったとみている。亀谷弁理士はこの会社の口座から国内の現金自動出入機(ATM)でたびたび現金を引き出し、使っていたという。
香港のペーパーカンパニー名義の預金口座のキャッシュカードは、亀谷弁理士が所有していたという事です。
顔画像
SNSを調べましたが、本人と断定できるものはありませんでした。
住所は東京都八王子市別所。
05年から1年間、日本弁理士会の副会長を歴任した59歳。
大学で非常勤講師の経験もある。
*弁理士とは、知的財産権等に関する特許業務を請け負う国家資格者または国際資格者をいう。
脱税したお金で女性に援助
「個人的なお金が必要だった」とコメントしています。
亀谷弁理士は平成17年に日本弁理士会の副会長を務め、隠した所得は知人の女性への資金援助などに充てていたということです。
書類などの翻訳業務を外注したように装って香港の会社の銀行口座に資金を振り込み、還元を隠そうとしていたようです。
ペーパーカンパニー経由で個人の資金工作するのは、ビューティーヨットへ流した、どこかの「〇産の元SEO」みたいですね。
ATMでこまめに引き出していた様なので、交際女性にマンションの購入に充てるなどではなさそうです。
弁理士の年収
弁理士として独立した場合(特許事務所)の年収
弁理士が独立する場合は、特許事務所として独立することが多いです。
独立した場合、年収はどのくらいになるのかというと、やはりそれも事務所によって様々です。
従業員としてある程度コネを作っていた人ならば、年収は2年目ぐらいで1000万円を超える人も多いようですが、年収1000万円を超えるのは、4~6年ぐらいのスパンが必要だといわれます。
独立ということは自営業なので自分自身で営業する必要があります。
営業がうまくいけば2000万円や3000万円も超えることも多いようです。
勤続年数や大手企業の特許業務を請け負っていた事と、弁理士会副会をしていた事からトップクラスではないかと推測できます。
弁理士会役員報酬
すべての役員は非常勤で、会長、副会長及び外部役員のみ報酬があります。 役員の報酬は例規の定めるところにより、会長の報酬(給与・退職慰労金)は年額1000万円、 副会長の報酬(給与・退職慰労金)は年額360万円、外部役員の報酬は開催1回あたり30,888円です。
高額所得者なのに? だからこそ? 脱税の道を考えるのですね。
はづき国際特許事務所
1992年に亀谷弁理士が創業して数十人が勤務。
この特許事務所は大手の電子機器メーカーや鉄鋼会社などが顧客で、特許申請業務などを受注し、年商約8億円という多額の利益を上げているという事です。
はづき国際特許事務所のHPを検索すると、「在リニューアル中です。」となっていました。
顔画像もプロフィールも消されているので、業務停止!?
既に修正申告に応じているので、そこまでの処分にならないと思えますが…。
「深く反省しています。顧客や従業員、日本弁理士会など多くの関係者に多大なるご迷惑をかけ大変申し訳なく思っています」とコメントしています。
今回の事件で顔画像やHPの構成を変更する事になったのでしょう。
ネットの反応
・へぇ、儲かるんですね、弁理士。
・プライドと努力の割りに食えないんだねえ
人様のゼニなんて普通怖くて手を付けられないもんなんだが法の専門家は違うんだね・無知ゆえ犯した犯罪ではない、法定最高刑を科すべきだ。
・悪質な案件なのに修正申告すれば良いのか?
Yahooニュースより引用
家庭があれば不倫、奥さんともめるんでしょうね。