シリアで拘束されていたジャーナリストの安田純平さんが3年ぶりに解放される!
政府は身代金は払われてないと言う
myuさんと両親の胸の内は?
事件の概要
2018年10月23日、菅官房長官がシリアの武装勢力から安田純平さんの解放された事を緊急会見で発表されました。
ジャーナリストの安田さん(44)は2015年からにシリアの武装組織に拉致、拘束されて3年が経ってましたが
今年の7月下旬には、「私の名前はウマルです。韓国人です」「とても酷い環境にいます。
今すぐ助けてください」と言わされているような動画の報道もありました。
身代金は払ってない?
複数の政府関係者は、身代金などは支払っていないと話しているという。
安倍首相が述べた事
安田さんの解放に向け、「多くの国々が連帯を表明してくれた。特にカタール、トルコには大変な協力をしていただいたことに感謝申し上げたい」
トルコがいくら親日家でも、タダでこのままと言う訳にはいきませんよね。
カタールは、ペルシャ湾岸の国家。
ムスリム同胞団など中東のイスラム組織に大きな影響力を持っていて、天然ガスの輸入などを通じて、日本との関係も良好です。
カタールが組織を通じて、安田さんの解放に向けた何らかの働きかけをした可能性が高い。
ですので、やはり何かしらの対価を支払う事になるのでしょうか。
嫁myuさんと両親は
myuさんが胸の内を語りました。
「まだ実感がわかないです。
3年半という日々があっという間でしたけど、みんなからの連絡とかでちょっとずつ実感がわいてきていますけど、でもまだ本人の顔が見られていないので、本人もすごく孤独とかいろんな部分と戦ったと思うので、本当にお疲れさまと言ってあげたいです。
かけよりたいですね。かけよって抱きしめたいです」
ずっと信じ続けていたそうです。
父親は英昭さん(78)はこやかに。
「昨晩に嫁から電話で息子のことを聞いてテレビをずっと見ていました。
元気な姿を早く見たいです。帰って来たら『本当によく頑張った』と褒めてやりたいと思う」
母幸子さん(75)は涙をこらえながら。
「長かったです。毎日、頑張ってと(心の中で)声をかけ続け、祈るばかりでした。
気持ちを紛らわせるために鶴を折り続けてきましたが、とてもうれしいです」
ここんなに心配してくれる家族コメントを聞いたら、安田さんも今後は変わるかも知れませんね。
武装組織は関与してない!?
安田さんはシリア北部で、ニュースによく出て来る名前の”国際テロ組織アルカイダ” の傘下ヌスラ戦線に拘束されたと考えられてます。
ヌスラ戦線はその後、アルカイダから分離して現在では、HTSと言う名前の「タハリール・アルシャーム機構を名乗っている。
HTSは23日、安田さんの拘束には一切関与していないと主張。
「日本人ジャーナリストの安田氏の拘束にわれわれが関与しているという指摘については否定する。同氏の解放は報道で聞いた」と表明した。
プロフィールは
安田 純平さんはフリージャーナリスト
生年月日 1974年3月16日
出身地 埼玉県入間市
最終学歴 一橋大学社会学部卒業
1997年 信濃毎日新聞(松本本社)配属
2002年 休暇を取り、アフガニスタンやイラクを取材
2003年 信濃毎日新聞を退社しフリーになる 再びイラクに滞在活動し 軍や警察に拘束解放を繰りかえされる
2004年 4月14日 武装勢力に拘束同月17日解放され帰国
2005年 ヨルダン・シリア・イラクの取材
2007年 イラク軍関連施設で料理人として働きながら取材
2009年 ヒーリングシンガーのMyuと結婚
2015年 シリア人ブローカーとシリア北西部に密入国後、行方不明となり拘束される。
安田さんの出版図書
武装勢力に捕らわれた報道ニュースからは、自ら危険地に飛び込むのは自業自得、「自己責任」だと厳しくバッシングされてましたね。
安田氏はその経験から、自己責任の自分の覚悟としてまとめているといわれてる『囚われのイラク』という図書です。
ネットの反応
・解放=よかった → 美談
であるわけがない。裏ではトルコ・カタール・日本間での「知られざる闇の世界」が動いたことだろう。(これに例のサウジ事件が何らかの影響を及ぼしたのかもしれない・・)
このヒトの場合、個人に渡航禁止を出すべきだと思う。。。
・解放されたのは良いけれど、お金、払っちゃダメだよね
・誰が身代金を払ったの?
身内なら堂々と言っておかないと・・・
まさか税金で払ってないよね。
・テロリストと取引をしてはならない。絶対にダメ。
日本人は金になると思われれば、第二第三の日本人が狙われ犠牲者を増やしてしまうことになる。
・なんかもう確信犯じゃないかと思う。
テロリストの資金調達に協力してると言っても過言じゃない。
実際、アカとイスラム過激派は手を組んだこともありましたし。Yahooニュースより引用
安田さんは今回だけでなく何回も拘束と解放を繰り返していたのですね。
ジャーナリストとして命がけの取材を何年もする情熱と信念がある人のようです。
ですが結果的に安田さんの解放には、他国に大きな借りを作る様になってしまった事が残念です。