追記:7月13日
東京医科大学とはそういう所だったの!?
明るみに出て来る大学の実態とは・・・
事件の概要
2018年7月4日に文部科学省科学技術・学術政策局長、佐野太容疑者が、特捜部に受託収賄容疑で逮捕され、解任された騒動です。
佐野太容疑者(58)が4日、東京地検特捜部に受託収賄容疑で逮捕され同日解任となった。
収賄は息子の裏口入学だった。
息子を東京医大に不正入学させる代わりに文部科学省の私立大支援事業「教育の質的転換に対する支援」の対象校に東京医大を選定した。
愚息の裏口入学代を文科省の予算から捻出した税金泥棒である。
自分の息子のために、現職の局長が権限を私的に利用した汚職事件。
昨日、文部科学省に衝撃が走りました。
自腹を切ることなく、一石二鳥で税金泥棒と言われても仕方ないですね。
裏口入学の相場は1億円!?
「裏口入学には、このクラスの医大だと五千万円から一億円は必要でした。
税金で裏口入学とは、呆れます」
(予備校関係者)
東京医大の偏差値は67で、医学部の中では中堅に位置する。
大学のキャンパスが新宿にあるので、人気は高く 今年2月の同大医学科の一般入試では3535人が受験し214人が合格。
倍率は16・5倍だったという。
学費は、卒業する迄に約3000万円の様です。
佐野元局長の息子は、自主退学するのでしょうか。
事実を知らなかったなら不憫な気もしますが、他の学生達も気の毒です。
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トップが関与で出た実態
佐野容疑者に便宜を依頼したのは同大の臼井正彦理事長(77)だったことが5日、関係者への取材で分かった。
鈴木衛学長(69)も関与したといい、2人はいずれも東京地検特捜部の調べに容疑を認めているという。
特捜部は捜査に協力していることや高齢などを考慮し在宅で調べている。
東京医大は、2016年度には支援事業対象に選ばれませんでした。
がんや生活習慣病の早期発見を推進するとの計画書を提出していました。
そのために選ばれるように、昨日逮捕されたブローカー?「医療コンサル会社の法務担当役員 谷口浩司容疑者 」 を通して支援事業の根回ししてもらった模様。
そこでその見返りに、佐野太容疑者の子息の裏口入学を受け入れた様です。
大学の事業拡大と維持には、なんとしても助成金が必要だったようですね。
同事業には全体で188校が申請してた中で、同じ申請区分の65校のなかから27校が選ばれたという。
追記:7月13日 裏口入学は他にもあった
佐野太容疑者の息子を不正に合格させたとされる東京医科大学が、過去に不正合格させた受験生やその親の名前などが書かれた「裏口入学リスト」を作成していたことが関係者の話でわかった。
東京地検特捜部は、同大側から複数のリストを入手しており、同大が不正入試を繰り返していたとみて調べている。
読売新聞より抜粋
門外不出の作成した裏口入学リストを処分しなかったんですね。。
最近はあまり裏口入学という言葉を聞かなくなっていましたが、表に出ないだけでやはりあったんですね。
あまり財務状況がよくなかったら、背に腹は替えられない状況だったのかも知れません。
出典:JMB WEB
上記画像は臼井正彦理事長です。
出典:日刊工業新聞
上記画像は、鈴木衛学長です。
7月6日付けで、理事長と学長は辞表提出しました。
今後、東京医科大学の人気や体制はどうなるのでしょうか。
財務状況は?
「看護学科の校舎新築等、財務状況は、あまり芳しくなく、教職員のサービス残業、無報酬休日出勤も当たり前のブラック企業体質です。
資金繰りに裏口入学は助かるのかもしれませんけど、大学のブランド失墜で肩身が狭いですし、浪人して入ってきた学生達もかわいそうです」
(大学関係者)
臼井理事長の経営の手腕を評価する声も有りましたが・・・。
見返りが1億円相当なのか別の支援なのか分かりませんが、度々行われていたとすると財務状況は赤字経営だったのかも知れません。
資金調達にはやはり、どこかの大学と同様理事長なんですね。
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