出雲の老舗旅館「竹野屋」の6代目オーナーとして再建奮闘中!!
今年デビュー40周年を迎える竹内まりやが、歌手活動ではなくなぜ旅館経営にそそぐのか?
実兄で5代目の当主が廃業に追い込まれた
切り盛りしていたが、経営不振と後継者が見つからず1月末に引退、最後にはスタッフが5人にまで減り、実質旅館営業が不可能に。
このまま閉館する事に心を痛めた竹内まりやが再建に乗り出した。
6人きょうだいの三女で、地元では「美人4姉妹」としても名を馳せるお嬢さまとして育ったまりやにギターを教えたのは、この兄5代目だった。
「まりやはオーナーになったわけですから必死ですよ。
最近では、毎週のように出雲へ行っては『やったね、来週も土日が埋まったみたい』と電話がかかってきます。
いきいきしているのはいいけれど、歌手活動は完全に休業状態。
事務所としては困りものですけどね」週刊女性は所属事務所社長のコメント
竹野屋旅館とは
出雲大社の鳥居から100メートルほどの参道にあり、開業以来140年になる。
皇族や芸能人なども利用する一流旅館として、昭和の時代は華やいでいた。
まりやが今年2月に、創業当時からある庭園はそのままに、巨額の資金を投じてスタッフ総入れ替えし、全21室の全面リニューアルオープンした。
料金は 本館特別室が51平方メートルの和室で、5月24日に宿泊すると、6万4800円(サービス料込み)となっている。
特別室の素鵞
因みに、この特別室の名前になっているの素鵞とは、初代から3代目迄継承された当主の名前である。
まりやが接客をすることはないが、今後は朝にまりや、夜にはまりやの夫で同じシンガー・ソングライターの山下達郎(64)の楽曲が流れるという。
廃業寸前まで経営が悪化した理由は
・ドーミーインを展開するグループが出雲大社のすぐ近くに自前の温泉があるホテル2棟(全160室)を5月にオープンした
・ターゲットが女子会グループと中高年の富裕層で、竹野屋と客層がかぶる。
・JR西日本の大社線が廃止され、マイカー利用の観光客が、次々とリニューアルした「美肌の湯」として有名な玉造温泉へ流れる形となった。
平成不況と交通手段、ホテル旅館業の時代の激変によりピンチになった主な理由が以上だ。
5代目実兄とは
趣味はジャズと無線だという竹内信夫さん 。
・竹野屋旅館の5代目として継承したものの、従業員とのコミュニケーションが得意ではなく、社内の人間関係は軋轢が生じていた。
「彼は親に甘やかされて育ったので、接客業の基本がわかっていなかったのではないかと思います。
よく言えば自由人なんですが、“顧客ファースト”という考え方がないのが経営者としては致命的でしたね。出雲駅伝に出場した選手が挨拶に行くと、“私は早稲田が好きだから”と会ってくれなかったそうです。
父が早稲田出身だったというんですが、いただけない対応ですよね。チェックインのときに客がスリッパを要求すると、“うちは用意していないんです”と上から目線。
客が怒ってそのまま帰ってしまったこともあります」(地元の住民)
引用:週刊女性PRIM
と批判的だが、地元では、5代目の評判は悪くない。
15年前に竹野屋で披露宴をした地元男性は、披露宴の準備から司会、余興迄1人でこなせる最高のレジェンドと絶賛。
事情通の人はこれまで旅館を守ってきた功績と誠実な人柄だと好評である。
まとめ
歴史や伝統が詰まっている実家の老舗旅館、竹野屋の再建に奮闘している竹内まりやに応援したいですね!!