今月、北朝鮮に一時拘束されていた日本人男性が28日に解放され、北京経由で、午後8時前、日本に帰国しました。
人道主義の原則に従って寛大に許してやり?
騒動の概要
今月、中国のシンセン経済特区(中国と北朝鮮の堺辺りです)の旅行会社が企画したツアーで北朝鮮に入り、8月10日に西部の南浦(ナムポ)で現地当局に拘束されたという事でした。
拘束から2週間あまりの28日解放され、経由地の北京をすでに出発し、今夜、8時帰国しました。
北朝鮮と日本は国交がない為、直行便がないので北京経由になります。
プロフィール
出典:JNN
・氏名 杉本倫孝
・年齢 39歳
・仕事 映像クリエイター
・住所 都内在住
・出身地 滋賀県
現在報道で分かっている事です。
北朝鮮の拘束と解放
最近、日本人観光客として我が国を訪問した杉本倫孝が、共和国の法を違反する犯罪を犯したことで該当機関から調査を受けた
北朝鮮中央テレビの、27日の報道です。
北朝鮮西部の南浦(ナムポ)で拘束され、取り調べを受けていたようです。
南浦とは観光地でもありますが、軍事関連施設もある場所という。
出典:JNN
寛大に許してやったという裏には、何か取引があったのではとも思えてしまいますね。
ただの観光客であった事で、外交の切り札に使えないと分かったのではないでしょうか。
それにしても、北朝鮮が人道主義に基づきという言葉が出てくるとは…。
金正恩の残虐性については、こちらの記事にあります。
それともトランプ氏とシンガポールのセントーサ島で会談以降、少し変わりつつあるのでしょうか。
犯した罪について何だったのかは、北朝鮮の報道の中では明らかにされてません。
犯した犯罪とは?
このような騒動になってしまった事に、事の重大さを感じているのか頑なな表情でした。
杉本さん、どういう理由で拘束されたのですか?
空港で報道陣の問いかけに無言で速足で移動してました。
解放されたにも関わらず、杉本氏は空港のエスカレーターに乗せた右手の指はトントンと動かしなぜかイライラした様子が伺えました。
杉本さんは北朝鮮にツアーで訪れていたそう。
港湾都市でダムなどを撮影したところ、スパイ容疑で取り調べを受けていたという。
杉本さんはダム見学中に1キロほど離れた軍事施設の方向を向いて写真を撮っていて、軍事施設の地域を撮影した数十枚の写真が見つかったという。
出典:ANN
北朝鮮では監視が厳しく、よく写真や撮影などは規制されています。
軍事施設を撮影していれば、やはりスパイ容疑と思われてしまいますよね。
日本では何でもない事が、大罪になる事もありえます。
北朝鮮でのスパイ行為は数年以上の懲役刑になることが慣例だそう。
日本政府は
北京に出てこられたと認識をしております。
今後、日本政府として、お話を伺おうかとは思っております。
河野太郎外相は、述べてましたのでこれから事情を聴くことになります。
危険な国へ自ら行って監禁や拘束されたり命を落とす人の例があっても、行く人は行きますね。
ネットでは厳しい声が多い様です。
SNSの反応は?
・1年前だったら、帰ってこれなかっただろうなぁ。
・今後のマスコミの彼の扱い方が見もの。
単純な被害者とするか政府に迷惑をかけた変わり者とするか。。現時点の世論は後者では?・この人、迷惑をかけておいてなぜ逆ギレ?
・ こんな奴解放しないで、横田めぐみさんを解放してあげて欲しかった。
・北朝鮮に借りを作っちゃった感じにならなければいいが。
Yahoo!ニュースより引用
【非国民】
東京都新宿区?・映像クリエイター
滋賀県出身
昭和54年2月14日生
杉本倫孝メンバー(39)※日本国外務省が、全国民に北朝鮮への渡航自粛を要請しているにも係わらず、支那の旅行会社のツアーを利用して北朝鮮に入国し、南浦で犯罪行為を行い拘束されたが、釈放され国外追放になった pic.twitter.com/1YqzlTdPRj
— 田中由美子 (@uggo_tanaka_y) 2018年8月28日
日本政府関係者によると、帰国した杉本氏の健康状態は悪くないという。
とりあえず無事に帰って来れてよかったです。
自己責任とはいえ自国民を助け出さないわけにはいかないので、こんな事態になる事も想定できるので危険な国には近寄らない事ですね。