ここ最近スタバの顧客満足度が下がってきてる中、京都の歴史ある古民家を改装した店舗が2017年6月30日にオープンで話題を呼んでいる!
「畳でコーヒー」と話題を呼んでいる、京都二寧坂ヤサカ茶屋店とは、、、
京都のスタバ・京都二寧坂ヤサカ茶屋店
世界初100年超の古民家「京都二寧坂ヤサカ茶屋店」の住所は、京都市東山区高台寺南門通下河原東入枡屋町349。
所有者は、大手タクシー会社の弥栄(ヤサカ)自動車で、店舗は賃貸契約の様で、営業時間は8時~20時です。
周りには、表千家茶道・ちりめん細工館・舞妓体験スタジオ・甘味処がある京都らしい商店街なので、観光客がターゲットかも知れませんね。
伝統的建物指定の大塀造り
店舗面積は約270平方メートル(約81坪)、2Fの靴を抜いて上がる小上がり畳敷きを含めて合計席数は51席です。
築100年を超える母屋の大正数寄屋風建築と、大塀造りは、伝統的建造物の指定を受けていると言うので1度は訪れてみる価値はありますね。
特に大塀造り(だいべいづくり)は二寧坂通り沿いでは唯一、昔のまま残る歴史的建造物となっています。
大塀造りとは、かつて福と名声の象徴とされ、前面道路と敷地の境ぎりぎりに塀を全面に建て、内側には一般的に庭を配した、その奥が母屋の住宅専用の京町屋の事です。
建物の外観は保存しないといけないので、屋内の内装や庭のみのリフォームで趣向を凝らしたのではないしょうか。
以前は舞妓さんや芸妓さんを呼んでもてなす、お茶屋の貸座敷や、旅館などに利用されていたのだとか。
京都特有の、奥に長い構造を生かした、石畳を照らす東山花灯籠のイメージした1F通路や、突き当りには奥庭を楽しめるバーカウンターが設置されているようです。
どんな内装?
2階はいずれも床の間つきで畳敷きの座敷や、小上がりの部屋が3カ所あるようで、二寧坂が見える丸窓のある部屋も。
京町家を専門に扱う一級建築士の改装によるものですが、 座布団は京都の丹後ちりめんの生地も使うこだわり様です。
京都に訪れる時には、ぜひ立ち寄ってみたいですね。
因みに、京都府内のスタバ店舗は33店目となるそう。
ヤサカ茶屋店開発部マネジャーは
『京都にしかないスターバックス』となる伝統的な建築物を探し続け、10年掛けて出店することができた。地域と建物を守り、地域の一員となって成長していく店になりたい。
京都の文化とコーヒーを一緒に楽しんでほしい。
と意気込みを話してました。
景観維持・混雑解消・ゴミ問題に厳しい二寧坂で出店するに当たり、行列を作らないよう店内に待合を設ける、時間帯によっては立ち入りの制限もするなどの配慮をするようです。
京都にオープン、築100年のスターバックス#スタバ #二寧坂 #京都 @Starbucks_Jhttps://t.co/EdAUEChpQe pic.twitter.com/uxD5FDkhmX
— TABI LABO【公式】 (@tabilabo_news) 2017年7月26日
まとめ
東京オリンピックも控え、日本ブームの外国人観光客には、外せないスポットになりそうです。
京都らしい雰囲気のある街並みの中、床の間のある小座敷でつかの間くつろげるひと時に、しばらくは、混雑が予想されそうですね。