埼玉の医薬品卸会社が病院や薬局以外で、中国人に無許可販売用に保管していた!
増谷(そうや)健一社長らが逮捕、医薬品を大量に横流ししていた事が発覚。
事件の概要
11月2日、無許可で個人に転売する目的で医薬品を保管していた容疑で大阪府警に逮捕された事件です。
医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)の疑いで、埼玉県草加市の医薬品卸売会社「美健販売」社長増谷健一容疑者(60)=同市=ら2人を逮捕した。
日本の医薬品は品質が高く、中国で「神薬」と呼ばれ人気がある。同課は増谷容疑者が中国人向け無料通信アプリを利用し、医薬品の大半を中国人に横流ししていたとみている。
医薬品卸売販売業許可しかないのに、個人への販売目的で水虫薬や貧血薬など医薬品約120点を違法販売用に保管していた疑いです。
増谷容疑者は、アルバイトが勝手にやっただけと容疑を否認しているという。
顔画像は?
医薬品医療機器法違反とは
平成26年11月に「薬事法」が改正されて出来た法律です。
医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の品質、有効性及び安全性の確保のために必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品及び医療機器の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする。
保険衛生上、有効性及び安全性の確保の為に使用期限や販売ルートなどをきちんとしてなかったという事です。
難しい説明ですが、横流しや密売での販売は安全か確保できないですよね。
美健販売はどんな会社?
埼玉県草加市の医薬品卸売会社です。
美健販売のホームページ
健康食品、栄養補助食品の企画、開発、製造並びに販売インターネットを利用した健康食品、栄養補助食品の販売化粧品、自然化粧品の開発、製造並びに販売食品・加工食品の販売日用雑貨等の販売輸出、輸入販売 中国(大連、上海、) 台湾(台北)
医薬品の販売をめぐって卸売会社が摘発されるのは珍しい事なんだそうです。
手口とバレた訳は
警察が今年5月にSNSを利用して中国人観光客に密売していた中国人グループを摘発して、入手先などを調べたところ、増谷容疑者らが浮上しました。
販売方法は、SNSで3倍の価格で売っていたという。
それでも日本製の医薬品は“よく効く”と中国人には神の薬と大人気の様です。
サプリや健康食品などすごく利益率がいいと聞きますが、密売までしてまで利益を追求しなくても…。
ネットの反応
・買う方もあれだけど売る方がよっぽど悪い。
・神薬とはまた大仰な呼び名だね。
幾ら何でも神聖視しすぎじゃない?
それとも中国語では日本語とは違うニュアンスがあるのかな?
・中国のテレビを1日見るとわかるが実にたくさんの医薬品メーカーがあることがCMの多さでわかる。それが大したことないのはほぼ全人民が痰を吐きまくってることから推測できる(空気の悪さは無視して)
・中国は凄い沢山薬あるんだけど、ほとんどが違法だったり、全く効能無いものが多いから、手っ取り早く効能が確かな日本の医薬品を購入するのが一般的なんだそうだ。
自国の製品が信用できないって辛いよね。
・需要があってそれで人助けになるのなら公式に販売するルートを認めてはどうかと思います。統合型リゾートを成長産業扱いするよりもよほど前向きではないでしょうか?
Yahooニュース!より引用
中国は偽物が多いから、日本製は信頼できるとしてドラッグストアで以前爆買いされてましたね。
今はネットで高くても売れるんですね。