メスを使わないので安心感のあるプチ整形。
66歳女性が、しわ取りしたつもりが逆に障害に!
小国あさひ美容外科は裁判で戦う姿勢です。
事件の概要
2018年9月10日、しわ取りプチ整形で、障害が残った事で小国会あさひ美容外科を相手取った第1回目の口頭弁論がありました。
のほうれい線や唇にゲル状の充填剤「アルカミド」を注入してしわを取るプチ整形「フィラー」施術で腫れなどの障害が残ったとして、大阪府内の女性(66)が医療法人「小国会あさひ美容外科」に約1460万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、大阪地裁(野田恵司裁判長)であり、法人側は争う姿勢を示した。
訴状によると、女性は昨年6月、しわ取りのため、あさひ美容外科奈良院を受診。相談だけのつもりが、アルカミド注入を当日行えば他の施術もサービスするなどと勧誘され、施術を受けた。
その後、鼻の痛みなどが続き、別の病院でアルカミドの一部除去手術を受けたが、現在も頬や唇などに炎症や腫れが残る。女性は「アルカミドの危険性の説明がなかった」と主張している。
プチ整形はメスを使わない手軽さが売り。同じ施術を巡っては別の女性も3日、同法人に約9千万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴している。
小国会あさひ美容外科側は、訴訟に対し争う姿勢です。
今月3日にプチ整形で感染症にかかり、頬に傷跡が残って生活に支障が出たなどとして9000万円の提訴した女性もいました。
しわ取り整形「フィラー」で痛みや口開きにくい障害 9000万円の損害賠償求め提訴 #あさひ美容外科 https://t.co/pr5xZTP9f8
— BABYMETAbo™ (@ursus_0428_yeso) 2018年9月3日
小国英昭院長のプロフィール
あさひ美容外科 総院長
・名前 小国 英昭 (おぐに ひであき)
・生年月日 昭和30年4月14日
・出身地 兵庫県姫路市
・出身大学 信州大学医学部卒業(昭和61年3月)
・あさひ美容外科開業 平成元年に大阪梅田に開設
・登録 日本美容外科学会正会員・日本医師会会員
院長自らのフェイスリフトの画像
しわ取り用アクアミドの危険性
アクアミドとはどんなものか調べてみました。
メリット
柔らかな皮膚充填剤で、顔の深いシワを矯正したり、顔の輪郭を整えることができ、その効果はすぐに現永久的に続くようです。
ですので一度の注入で、希望の部位を完治できるため費用的にもお得です。
経験豊富な美容外科医が使用すれば、副作用は皆無で非常に安全性は高いのだとか。
デメリット
経験がないドクターが皮膚の浅い層にアクアミドを注入したことで、皮膚が硬くなったり、皮膚が壊死したりした副作用が報告された症例があるようです。
皮膚への注入を失敗した場合に除去できないことや年齢の経過と共に凸凹になることから、次第に危険性を指摘する医師が増えてきました。
現在は、真っ当な医療機関程アクアミドを使用しておらず、利益を優先する医療機関のみが取り扱っているのが現状です。
また、鼻筋を通すためにアクアミドを注入するケースも良くありますが、フィラーは柔らかいため注入した部分がぶよぶよになります。
注入部分がズレて、鼻筋が折れたようになることもあります。
*上記画像は、この事件で障害の訴訟を起こした女性とは関係ありません。
現在大阪のあさひ美容外科は8月31日で閉めているようです。
こうした危険性についてはよく知らずに、しわが気になる中年女性はアンチエイジング効果の施術前と施術後の写真に惹かれてしまいます。
メスを使うわけでは無いので、気軽な気持ちでプチ整形を受けるのではないでしょうか。
お隣の整形大国と違い、整形についてはあまり大っぴらには話さないので雑誌やネットで調べるしかないのかも知れませんね。