12月23日:追記
69歳の建築業の父親が、43歳の男盛りの長男を、金づちで複数回殴り殺害という悲惨な事が起きてしましました。
自分の子供を手に掛けてしまうどんな事情があったのでしょうか…。
事件の概要
長野県警は11日、長男を殺害したとして殺人の疑いで、同県上田市古里、建築業、菊原順三容疑者(69)を逮捕した。
逮捕容疑は10日から11日の間、自宅で、同居していた長男の無職、良一さん(43)の頭を金づちで殴り、殺害したとしている。
上田署によると、菊原容疑者は11日午前4時40分ごろ、「息子を殺した」と署に自首。
自宅に駆け付けた署員が、血を流して倒れている良一さんを発見し、その場で死亡が確認された。
署が詳しい経緯や動機を調べている。
警察では2人の間に何らかのトラブルがあり、事件に発展したとみられています。
まさか自分の長男を、しかも金づちで何度も!・・・殴り殺すなどと余程の事情があったと思われます。
菊原親子の顔画像は
菊原順三容疑者の顔画像は公開されているのでしょうか。
どの報道ニュースを見てもまだ公開はされていないようですね。
Facebookのアカウントについては調べて見ましたが本人と断定できるものはありませんでした。
匿名でのアカウントを持っている可能性は年齢的に薄いかと思いますが、ここでの記載は控えさせて頂きます。
念のため調べて見ましたので興味のある方は見て下さい。
容疑者の菊原順三のFacebookのアカウントはこちら
被害者の菊原良一のFacebookのアカウントはこちら
近所の人の話
近くに住む男性(70)は順三容疑者から、良一さんは高校生の時にいじめにあって以来、ひきこもりがちになり、職も転々としていると聞いた。
「おとなしくて優しい人。息子のことが心配そうだった。家の前を通ると、いつも(良一さんの)車があったから、まだ引きこもっているのかと気になっていた」と話した。
高校生から43歳までの25年間で、アルバイトや就職活動もしたと思われますが長続きできずにずっと負担を掛けていた事になります。
それでも高齢になっていく父親の姿を見ていて、就職は無理でも家業を手伝おうと思わなかったんでしょうか。
近所の人によると菊原容疑者は3人暮らしで、以前から息子との間にトラブルがあったという。
日常的に家庭内暴力が行われていたのかも知れません。
追記:12月23日 思い詰めた母親が息子と無理心中を図っていた
長男が暴れると、男と妻は自宅隣の倉庫にいつも逃げ込んでいた。
長男が30歳を過ぎたころだった。我が子の対応に困り果てた男が妻に切り出した。
「殺しちゃおうか」。妻は「私がやります。お父さんにはまだ働いてもらわないと困るから」。
1カ月後、妻は息子との無理心中を図り、命を落とした。
妻の死後しばらくはおとなしかった長男は、昨年秋頃に更に暴力的になり金銭要求されたりなどもされていた。
チェーンソーで自宅の柱や壁を傷つけ、溶かしたセメントを自宅内にまき散らしたという。
菊原容疑者は事件の1カ月前、「頭にくる。殺したくなる」と長女につぶやいたそうです。
この家族の長い間の生き地獄は、本当に胸が痛くなります。
地域の住民などから減刑を求める4000人分の嘆願書も寄せられていました。
ですが70歳の老人は9月に懲役5年の有罪判決が言い渡されたのでした。
犯行現場はここ
長野県上田市古里72-11
事件現場は、上信越自動車道上田菅平料金所の南約900メートルにある住宅街。
北陸新幹線・しなの鉄道・上田電鉄別所線の上田駅から車で約10分程の場所です。
上記画像は菊池容疑者親子の自宅になります。
上記画像は菊原容疑者宅の出入り口の道路に面した所に設置された看板の拡大画面です。
「菊原タイル」と書かれてますが、大部剥げたりサビたりの老朽化した看板になってますね。
上記画像は菊原容疑者自宅の周りです。
玄関脇には材料と思われる接着剤の入れ物や機材などが置かれています。
父親が叱咤激励しても変わる事がなく、何度となく親子喧嘩が絶えく精神的に限界を感じてたのではないでしょうか。
金づちで頭を何度も殴ってしまったのは衝動的にしたのではなく、今迄の何度となく長い間暴力的喧嘩を繰り返して段々エスカレートしてしまったのかも…。
長年に渡りタイル工事の仕事をして家族を支えてた父親は、無職で家庭内暴力を振るう43歳の長男に、疲れ果て絶望を感じたのかも知れません。
まとめ
老朽化した看板が物語っている様な気がします。
変わらなかった子供と変わらせたかった父親の悲しすぎる末路になってしまいました。
容疑者は親の責任と常日頃から痛切に感じていたのかも知れませんが、もはや家族内では解決できないほどの大きな問題になっていたはずですね。