闇の金塊ビジネス９人の最後のメンバー半グレ「怒羅権ドラゴン」の井上順容疑者が逮捕されました。
金塊工場は、なんと渋谷区の大使館が点在する高級住宅地のマンション！
事件の概要
２０１８年９月１１日、警視庁が追っていた金塊密輸のグループの最後の一人、井上順容疑者が逮捕された事件です。
金塊を密輸しようとしたとして、警視庁は１１日、住所、職業不詳の井上順容疑者（３５）を関税法違反などの疑いで逮捕した。
捜査関係者への取材でわかった。
警視庁はこれまで、暴力団関係者や「半グレ」と呼ばれる準暴力団の関係者ら計８人を逮捕しており、井上容疑者は行方を追っていた最後の一人だった。
容疑を認めているという。
警視庁は、９人が昨年８～１２月、香港や中国から約４８億円相当の金塊を密輸して販売し、約３億９千万円の利益を得たとみている。
先今年５月に同事件で８人中、元暴力団関係者の渋谷区の本城翼（３４）と他
の男７人は既に逮捕されています。
もう一人の半グレ怒羅権（ドラゴン）の男は、”リクルート”の社名を使い求人をして執行猶予付きの有罪判決を受けていました。
井上順の顔画像は？
顔画像は公開されているのでしょうか。
報道にはありませんでした。
ＳＮＳを調べて見ましたが、同姓同名はありましたが特定できるものはありませんでした。
井上順Facebookの検索結果は⇒ こちら
金塊密輸メンバーはこうして作られた
先に逮捕されている主犯格の本城翼被告は２００８年に組を抜け、六本木のバーやクラブに頻繁に出入りしていた。
「半グレ」との人脈を築いたという。
本城被告が半グレ、怒羅権（ドラゴン）や自身が出入りしていた店の従業員らを誘って金塊密輸集団を作り上げ、容疑を認めた井上容疑者はペーパー会社設立に関与した疑いがあるという。
暴力団との違いは、犯罪のたびに交友関係などのつながりで集まるのが「半グレ」の特徴。
主犯格の本城被告とリクルート男がメンバーを融通し合い、利益を仲間に還流し、特殊詐欺など別の犯罪の原資になっていた可能性もあると指摘されていた。
していた犯罪は暴力団の様だが、構成は暴力団と違い合理的なのかも知れません。
金塊錬金工場は渋谷高級住宅街
大使館が点在する高級住宅街です。
低層住宅は、住居専用地区で高さ制限のある閑静な住宅街です。
密輸した金塊の精錬工場は東京渋谷区の高級住宅街の家賃３０万円を超える低層マンションの一室。
そこで、香港で仕入れた板状の金に銀色のコーティングを施して置物の底に隠して「ガラス製品」などと偽って輸入。
井上容疑者が立ち上げたというペーパー会社へ空輸し、この部屋に持ち込んで硝酸で溶かして金を抽出していた。
買い取り業者に販売し、昨年８～１２月の約５カ月で４億円近い利益を上げていたという。
利益のカラクリについての記事はこちらです。
金塊数億円の闇ビジネス！福岡で多発するワケは？８％の消費税利益？
因みに、銀と金が混じったものを金だけ取り出すには、硝酸の液に暫く漬けておくと銀だけが溶け金だけ残ります。
大きな音はしないので、近隣住民はまったく気が付かなかったのではないでしょうか。
ネットの反応
・危険な廃液を下水に流してそう
・消費税が上がると、もっと増えるだろうね。
手っ取り早く1割儲かるんだから、組織的なものが横行すると思う・発想はありがちだけど実行する資金力が凄い。
・金は全世界共通の価値なのだから税金かけるのもおかしいと思う。金を無税にすれば一日で解決する問題なのにね。徴収したあと何に支払われてるか不明瞭な消費税なら金だけ除外しても影響ない。
Yahoo!ニュースより引用
消費税１０％になったら、もっと巧妙な手口で金塊ビジネスが増えていくのでしょうか。