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《歌舞伎の掛け声その2》大向こうは、どんな言葉をかけるの?

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歌舞伎座では、4階奥の幕見席の大向こうが○○屋ー!」など掛け声をかけるの聞いた事ありますよね。

他に、かける言葉とは、、、

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大向こうはどんな言葉をかけるの?

一番多いのは、幕に出ている人の屋号の掛け声です。

*お馴染みの、「成田屋!」「音羽屋!」「中村屋!」などですね。

「ナリタヤ!」を「・リタヤッ!」と、「ナ」は心の中で。

同じく、「オトワヤ!」も「トワヤッ!」と言うと粋で通だそうです。

タイミングは揚げ幕が上がる時の鈴がシャリーンと鳴り役者が登場するシーン。

花道へ引っ込む時、見得を切る場面です。

*他には代数、 「○代目!

この掛け声で、呼び方を間違えやすいのは、

四代目→よだいめ 七代目→しちだいめ 九代目→くだいめ と言います。

*2人同時の見せ場には、 ご両人!

*3人の場合は、 三千両!

*舞台のほとんどが同じ一門の場合は、屋号ではなく名前!

*誰もが知っている名台詞の前に掛けられるのが、 マッ・テマシタ!の様にマとテの間を1つ開けると、かっこいい様です!

提供:http://www.kabuki-bito.jp

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屋号とは

名前より、一家・一門の異なる芸風の特徴を伝承する屋号の方が、重要視されていて、親・兄弟で屋号が違う事もあるし、苗字が同じでも屋号が違う事もあります。

弟子入り先や、養子縁組によって屋号が決められる様です。

大向こうからよく掛けられる屋号は、

音羽屋 尾上菊五郎 尾上菊野助 尾上松也の家系

澤瀉屋 市川猿之助 市川段四郎 市川中車(香川照之)などの家系

高麗屋 市川幸四郎 市川染五郎などの家系

中村屋  中村勘三郎 中村勘九郎 などの家系

成田屋 市川海老蔵 市川新之助 など市川宋家

播磨屋 中村吉右衛門 中村又五郎 などの家系

松島屋 片岡仁左衛門 片岡 愛之助 などの家系

大和屋 坂東三津五郎 坂東玉三郎 などの家系

萬屋  中村時蔵 中村獅童 などの家系

などなど、他にも有名な役者の屋号は、100位はある様です。

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歌舞伎の屋号の由来

その昔役者は、士農工商の身分階級がある時代はそれ以下の非人扱いだったようで、「河原者」とか「河原乞食」と呼ばれていました。

河原者とは、歌舞伎の創始者が、京の鴨川の河原で踊っていたから事からついたとか。

裏通りにしか住めなかった役者の身分が、1708年に商人階級の民に昇格でき、商売を始める事が許され「屋号」が必要になったのが発端です。

売れてる役者は実家の屋号で、商売をして表通りに住居を、脇役は生活費の為路地裏に小さい見せを出す為に屋号をつけ、役者仲間は屋号で呼びあう様に。

出典:http://www.homemate-research-hall.com/useful/13169_hall_061/

そのうち、客も屋号で呼ぶことで、「よく知っている贔屓の役者」と印象付けるファンの意志表示であり、自慢でもあったのです。

関連記事:《歌舞伎の掛け声その1》1階客席からはいけないって、ホント?

まとめ

掛け声も、その場の雰囲気と掛け声がぴったり一致していると盛り上がりますね。

更に芝居に合わせて声色も変え、芝居の中の一部になるのに、10年かかる人もいるのだとか。

奥が深いものですね。

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